Rソックス編成本部長、イオバルディ残留に喜び

レッドソックス・イオバルディ(18年10月撮影)

レッドソックスは6日、ワールドシリーズ制覇に貢献した右腕ネーサン・イオバルディ投手(28)が4年6800万ドル(約75億円)で残留することで合意したと発表した。

イオバルディは2回のトミー・ジョン手術を経験したが、ことし7月にレイズとのトレードでレッドソックスに加入した後は、3勝3敗、防御率3・33の成績をマーク。今季のヤンキース戦では先発計4試合で1勝1敗、防御率1・93の成績を残し、先発したア・リーグ地区シリーズ第3戦でも7回1失点で勝利を収めた。

さらに、ドジャースとのワールドシリーズ(WS)では、第1戦と第2戦の8回をそれぞれ無安打無失点で抑え、延長12回から登板した第3戦では、サヨナラ本塁打を許したものの6回を3安打2失点と奮闘。同選手はポストシーズンの6試合(先発2試合)で2勝1敗、防御率1・61、被安打率1割8分5厘、16三振の成績でWS優勝に貢献。その後にフリーエージェント(FA)となり、注目選手の1人に挙げられていた。

デーブ・ドンブロウスキー編成本部長は声明で、「彼は今季、地区シリーズとWSで重要な役割を果たし、素晴らしい仕事をした」と述べ、特にポストシーズンのパフォーマンスを「先発としても、救援としても素晴らしかった」と称賛。「ネーサンが戻ってきて非常にうれしい」と喜んだ。