マエケン節目40勝「自分にとって自信になる数字」

レッズ戦に先発し、7回途中、4安打1失点で降板するドジャース前田は、スタンディングオベーションを送るファンを横目にナインに迎えられる(撮影・菅敏)

<ドジャース6-1レッズ>◇16日(日本時間17日)◇ドジャースタジアム

ドジャース前田健太投手(31)が、メジャー通算40勝目(28敗)を挙げた。6回2/3、98球を投げ4安打1失点、5奪三振で今季3勝目。4年目で40勝に到達した。日本人メジャーリーガーでは9人目となった。試合後、前田は「40勝というのは積み上げるのは大変。たくさん勝たせてもらっているのは、自分にとっては自信になる数字かなと思います。もっともっと積み上げていきたい」と謙虚に話した。

1回はリズムよく3者凡退。3回に1死から連続長打で失点したが、その後は直球、チェンジアップ、スライダーを軸に打者の的を絞らせなかった。昨年までチームメートだったレッズの4番プイグとは直球主体の力勝負。3打数無安打1三振で13球のうち11球、ストレート勝負だった。「楽しめた部分もありますし、勝負はまた別なので。いい対戦だったんじゃないかなと思います」と振り返った。

降板する際にはドジャースタジアムのファンからスタンディングオベーションで好投をたたえられた。11日に31歳の誕生日を最初の登板で勝ち星を挙げ、「そうだった。忘れてた。幸先よく勝てて、良かったです。もう31歳になったんで、頑張ります」と笑顔を見せた。