あわや大乱闘 死球巡り小競り合い 4人が退場に

<ホワイトソックス3-4ロイヤルズ>◇17日(日本時間18日)◇ギャランティードレートフィールド

真昼のシカゴであわや大乱闘のもみ合いが起こった。死球を巡り両軍が小競り合いとなり4人が退場処分を受けた。

6回、ホワイトソックスのアンダーソンがロイヤルズのケラーから腰に死球を受けた。アンダーソンは何ごとが言いながら一塁に向かったが、これに両軍ナインが反応しベンチからグラウンドに飛び出した。あっという間にもみあいとなり試合が数分間中断。審判団が協議し死球を受けたアンダーソンとぶつけたケラーが退場。これに怒ったホワイトソックスのレンテリア監督、ロイヤルズのスベウン・ベンチコーチも退場となった。

伏線はあった。アンダーソンは4回に2ランを放ったがその際に自軍の三塁側ベンチにバットを放り投げた。この行為が次の打席での死球につながったとみられる。

試合は延長10回、ロイヤルズがドジャーの本塁打で勝ち越し。4-3で勝った。