エンゼルス外野手が緊急内野で決死好守 大谷も拍手

エンゼルス対ヤンキース 試合前、フリー打撃を前にオースマス監督(右)と話すエンゼルス大谷(撮影・菅敏)

<エンゼルス3-4ヤンキース>◇22日(日本時間23日)◇エンゼルスタジアム

エンゼルスのピーター・ボアジャス外野手(32)が、メジャーで初めて内野の守備につき、決死のファインプレーを見せた。

3-3の延長13回、1死からガードナーの一、二塁間のゴロにダイビング。ややファンブルしたが、素早い動きで捕球後、一塁へと送球し、アウトとした。

ボアジャスは1点を勝ち越された延長12回に代走で出場。土壇場で同点のホームを踏んだ。この回、エンゼルスは内野手のコザートが走塁中の接触プレーで交代。投手のペーニャが代走で起用された。

同点のまま延長13回に突入し、投手を打順に入れ、指名打者(DH)を解除。内野手を使い果たしていたため、本来は外野手のボアジャスが二塁で起用された。マイナーでも内野守備の経験がなかったが、緊急措置の起用でスーパープレー。ベンチで試合を観戦していた大谷翔平投手(24)も笑顔で拍手を送った。