大谷ライブBP二塁打 高まる復帰期待「うれしい」

実戦形式の練習を終え、笑顔で記者の質問に答えるエンゼルス大谷(撮影・菅敏)

エンゼルス大谷翔平投手(24)が25日(日本時間26日)、2日連続で実戦形式の打撃練習(ライブBP)を行った。エンゼルス傘下、左投手のマイナー選手を相手に19球。非公開で行われたが、球団によれば5打席で四球、四球(もしくは見逃し三振)、遊撃への安打、左中間への二塁打、二塁方向へのゴロという内容だった。

2日連続のライブBPを振り返り、大谷は「感じ的にはすごく良かったかなと思います。昨日も今日も良かった。見極めもしっかり出来ていましたし、ボール、ストライクの判断も割と良かった」と好感触を口にした。

5月上旬の復帰へ向け、今後もライブBPを続けていく予定。オースマス監督の考えとしては、40打席前後で復帰へと準備を進めていく見込みだが、大谷は「(打席数が)少なくても大丈夫だとは思っていますけど、それで100%、試合に出て打てるというわけでもない。監督、スタッフの人たち、僕も含めていける、という安心した状態でいくのがベスト」と慎重に話した。

とはいえ、近づく打者復帰へ周囲の期待も高まってきている。「それは単純にうれしい。その期待に応えていける準備を、しっかりできれば良いかなと思います」と意欲を見せた。