マー君3勝目ならず 4点リード守れず6失点降板

エンゼルス対ヤンキース 5回裏エンゼルス無死一塁、ラステラに2点本塁打を打たれ、天を仰ぐヤンキース田中(撮影・菅敏)

<エンゼルス-ヤンキース>◇25日(日本時間26日)◇エンゼルスタジアム

ヤンキース田中将大投手(30)が5回2/3を6安打2奪三振3四球の6失点で降板した。同点の場面でマウンドを降り、今季3勝目はならなかった。

試合前の時点でエンゼルス戦は通算6試合登板で無傷の3勝、防御率1・59。エンゼルスタジアムに限れば3試合で2勝0敗、防御率0・89とお得意様にしていた。過去に作り上げたプラスのデータ通り、立ち上がりから抜群の安定感を披露した。

3回までは無安打無失点。だが4回に2安打を許すと、5回は7番ラステラ、1番カルフーンに2ランを浴びて4点リードを吐き出した。6回は2四球で2死一、二塁としたところで降板。2番手ホルダーが勝ち越しの2点タイムリーを浴びた。

前回20日ロイヤルズ戦は7回4安打1失点で2勝目。2戦連続の快投で自身2連勝を狙ったが、序盤のリードを守れず無念の降板となった。