ダルビッシュ乱調5失点、勝敗つかず 味方満塁弾も

5回表カージナルス無死一、二塁、マドン監督(右から3人目)にボールを手渡し、降板するカブス・ダルビッシュ(撮影・菅敏)

<カブス6-5カージナルス>◇4日(日本時間5日)◇リグリーフィールド

カブスのダルビッシュ有投手(32)が、5回途中6安打5失点5四球4奪三振と乱調気味だったが、勝敗は付かなかった。

1回表2死から四球を許したものの、無失点。

1点を先制した直後の2回裏、先頭のマルチネスに初球を左中間まで運ばれ、同点に追い付かれた。

3回裏には、二塁打2本で1点を勝ち越された。

4回裏には、不運な二塁打と2四球の後、投手ワカ、1番カーペンターに連続適時打を許し、3点を失った。

味方打線が5-5の同点に追い付いた5回表。無死から連続四球を与えたところで交代を告げられた。救援投手が後続を抑えた。

球数は81球。ストライクは50%に満たない40球。

防御率は5・79。