大谷が勝ち越し2点適時打「最後に甘い球がきた」

アスレチックス対エンゼルス 9回表エンゼルス2死二、三塁、右前に勝ち越しの2点適時打を放つエンゼルス大谷(撮影・菅敏)

<アスレチックス4-6エンゼルス>◇28日(日本時間29日)◇オークランド・コロシアム

エンゼルス大谷翔平投手(24)が9回、貴重な勝ち越し2点適時打を放った。

2死一、二塁から4番手のソリアと対戦し、初球が暴投となり二、三塁。その後、2球ファウルで追い込まれてからの4球目、外角低めのカーブを見逃した。際どいコースも判定はボールとなり、その後、ファウルを挟んで94・7マイル(約152・4キロ)の内角直球をとらえ、右前へクリーンヒット。決勝の2点適時打となった。

大谷の決勝打でエンゼルスが競り勝ち、ア・リーグ西地区2位でライバルのアスレチックスの連勝を10で止めた。

試合直後のインタビューでは「そんなにタイミングは合っていなかったが、最後に甘い球が来ました。最近打てていないので、切り替えてまた頑張りたいです」と話した。