シャーザー、鼻骨折のまま先発し7回無失点6勝目

<ナショナルズ2-0フィリーズ>◇19日(日本時間20日)◇ナショナルズパーク

ナショナルズのエース右腕マックス・シャーザー(34)が19日(日本時間20日)、鼻を骨折したままフィリーズ戦に先発し、7回を無失点、10三振の抜群の投球で6勝目(5敗)を挙げた。

前日の試合前、バント練習中に自打球が顔面に直撃し鼻を骨折。右目の周りにはまだ赤あざがついた状態でマウンドに上がったが、ケガを感じさせない投球で7回を4安打無失点、2四球10三振、117球を投げた。

4度の最多勝と3度のサイ・ヤング賞に輝いたシャーザーは、今季開幕当初は調子が上がらなかったが、6月に入りこれで4連勝。試合後はあざがまだ痛々しい様子ながら「(顔のケガは)そんなにひどくないと思っていた」と話した。