大谷翔平「本物じゃないかな」NBA八村塁にエール

練習を終え、ファンにサインをするエンゼルス大谷(撮影・菅敏)

エンゼルス大谷翔平投手(24)が20日(日本時間21日)、プロバスケットボールNBAのドラフトでワシントン・ウィザーズから1巡目9位指名を受けた八村塁(21=ゴンザガ大)にエールを送った。

3月下旬、ゴンザガ大の試合をカリフォルニア州アナハイムで観戦。八村のプレーを実際に見た。1巡目指名に「それはもう、すごいことと思います。ドラフト(選手)の数も少ないですし、その中で1巡目で選ばれるだけでも、すごいことじゃないかなと思う。僕自身も応援していますし、自分自身がもっともっと刺激を受けて頑張れれば」とうれしそうに話した。

大谷はメジャー1年目の昨季、投打の二刀流として全米を沸かせた。打者に専念している今季もチームの中軸として存在感を示している。最高峰の舞台で戦うために大事なことについて八村へ送るメッセージを問われると「それはないですね。僕が分かることではないので」と苦笑い。それでも、実際にプレーを見た印象については「ひときわ大きかったですし、存在感もやっぱり違うのかなと思った。単純にすごいですよね。(自分は)バスケットをやったことがないので、見るのは好きですけど。そういう、素人目にも分かるっていうのは本物じゃないかなと思います」と話した。

(トロント=斎藤庸裕)