初球宴マー君同僚捕手に「特別感なかった」一問一答

オールスターで2回に2番手で登板し、1回を投げ1安打無失点のヤンキース田中は、ラメーヒュー(右)にタッチで迎えられる(撮影・菅敏)

<MLBオールスターゲーム:ア・リーグ4-3ナ・リーグ>◇9日(日本時間10日)◇プログレッシブフィールド

ヤンキース田中将大投手(30)が日本投手初の球宴勝ち投手となった。2回にア・リーグ2番手で登板し、1回を1安打無失点1三振に抑えた。1年目の14年も選出されたが、右肘の故障で不参加となったため今回が初出場、初マウンドだった。

◆田中の一問一答

-登板が終わって

田中 雰囲気や余韻に浸るではないですけど、あんまりそういう時間もなかったので、あっという間に終わった感じでした。

-マウンドの景色は

田中 間違いなく、オールスターの舞台で投げているということなんですけど、キャッチャーが(同僚の)サンチェスだったのであんまり特別感がなかったというのが正直なところで。

-長男ら幼い子供たちから何かリアクションは

田中 どうなんでしょう。でも楽しんでましたね。間違いなく。それをどこまで分かっているかは、今はまだ分かんないですけど。

-球宴のマウンドに立って、前半戦の活躍を見てくれている人は見てくれているんだなと感じたか

田中 どうなんですかね。最後の(出場選手の推薦)リストに残っていたということは誰かが見てくれているからだと思うし。そういうことがあるということは、これからもしっかりと自分にできることをやっていって、結果が出ようが出まいが、自分にコントロールできることに対して集中して、修正を重ねてやっていくというところは変わらないのかなと思います。