マキャン、イチロー氏衝撃思い出話 目にした姿は…

打席で構えるイチロー氏(2019年3月21日撮影)

ブレーブスのブライアン・マキャン捕手(35)が、スポーツメディア「ジ・アスレチック」のインタビューで、ヤンキース時代に同僚だったマリナーズ会長付特別補佐イチロー氏(45)の衝撃の思い出話を披露したと、17日付のニューヨークメディア「NJコム」が伝えた。

14年にヤンキースに加入したマキャンは、その1年だけイチロー氏と同僚になり、そのすごさを目の当たりにしたエピソードを披露。「ニューヨークに移って最初のころのことだ。8回くらいに打撃グローブを取りにクラブハウスに戻ったんだ。イチローがそこで、スパイクを履き、全力ダッシュの練習をしていた。スパイクで全力疾走だよ。40歳で、9回の守備固めに入るためだけにだよ」と明かし、そのイチローの姿に感銘を受けたと回想。「自分ももっと上を目指さないといけないと思った。40歳でストレッチとダッシュをし、9回だけ守備に就く。そんな小さなことが、殿堂入り選手とその他の選手の差だと思う」と話した。