ソガードが試合中に敵陣へ移籍、応援に迷うと冗談

レイズが28日、ブルージェイズからベテラン、エリック・ソガード選手(33)をトレードで獲得した。この一報は、この日に行われていたブルージェイズ-レイズ戦の途中に発表され、ソガードは「どちらを応援していいのか考えていた」と冗談交じりに語った。

ユーティリティプレーヤーのソガードは、この試合で右翼手としてラインナップに入っていたが、試合の約15分前にビリー・マッキニー外野手と交代に。そして2イニングまでに、対戦相手のレイズへトレードされたと複数メディアに報じられた。

試合後にブルージェイズがこのトレードが事実だと認めている。ソガードは「プレーオフを争うチームの一員になることにわくわくしている」とコメント。また試合中は「あそこ(ベンチに)座りながら、どちらのチームを応援すればいいのかと考えていた」とジョークを飛ばした。

残念ながら、1日に2チームのユニホームの着用は実現しなかったが、「もしできたら最高だっただろうね。試合の最初はブルージェイズで、終わりは相手のチーム側なんてことでも素晴らしかっただろう」と話していた。

ソガードは今季、73試合で打率3割、10本塁打、30打点をマークしている。