大谷は3の1、左腕セールと初対戦し幸運な二塁打

レッドソックス対エンゼルス 1回表エンゼルス2死、グリーンモンスターを前に左翼線二塁打を放つエンゼルス大谷。投手はレッドソックス・セール(撮影・菅敏)

<レッドソックス3-0エンゼルス>◇8日(日本時間9日)◇フェンウェイパーク

エンゼルス大谷翔平投手(25)が、レッドソックス戦に3番DHで出場し、3打数1安打だった。

打率は2割8分7厘。

大谷にとって、107年の歴史を持つメジャー最古の敵地フェンウェイパークは初登場となった。

レッドソックスの先発は球宴出場7回の実績を持つ左腕クリス・セール。

1回2死走者なしの第1打席は、カウント1ボールからの2球目の速球に対し、止めかけたバットに当たった打球が、三塁線に転がり、二塁打となった。

4回1死走者なしの第2打席は、初球のスライダーをスイングし、中飛に倒れた。

7回無死一塁の第3打席は、フルカウントから時速96マイル(約155キロ)の速球を見逃し三振。

試合は、エンゼルス打線がレッドソックスのセールの前に8回まで2安打13奪三振と沈黙。わずか2時間16分で完封負けを喫し、7連敗となった。