大谷2ケタ盗塁到達「行ける時に行くだけ」一問一答

エンゼルス対パイレーツ 9回裏エンゼルス1死一、三塁、二盗を決めるエンゼルス大谷(撮影・菅敏)

<エンゼルス7-10パイレーツ>◇13日(日本時間14日)◇エンゼルスタジアム

エンゼルス大谷翔平投手(25)が5打数2安打2打点で4試合連続安打、今季27度目のマルチ安打をマークした。9回には今季10個目の盗塁も決めた。メジャー1年目から2年連続の2ケタ本塁打と2ケタ盗塁到達は、日本人では05年、06年の井口資仁(ホワイトソックス)以来、2人目。大谷の試合後の主な一問一答は以下の通り。

-2打席連続の適時打。逆方向を意識していたか

大谷 2本目(左翼線への三塁打)は風もあったと思うので、まあラッキーだったかなと。1打席目はいいところで先制点がとれたので良かったと思います。

-内角寄りを逆方向に打てているのは、自分の打撃ができている

大谷 あれ以上の当たりを求めて振っているので、それになっていないということは、もうちょっと改善点はあるのかなと思います。

-盗塁に関して、今季は3番という打順もあって走るのが難しい状況もある。去年と意識の違いは

大谷 ほとんどないです。行ける時に行くというだけじゃないですかね。あんまり(盗塁が)決まらないようなところで行っても、次4番なので、十分、いけると思った時だけ。

-4回の場面も、相手投手のモーションのタイム的に行きたいと思っていた

大谷 確実に行ける時に、タイムだけでなくて、点差もありますし、相手投手のケアの仕方であったりとか、そういうところも関わってくるので、基本的には行ける時に行くという感じです。

-リードの幅など制約がある中で、20試合早く、2ケタ盗塁に到達した。来年以降も、増やせそうか

大谷 基本、帰塁は足から戻れる距離でリードしているので。そんなに大きめにリードをとってないですし、タイムが遅いピッチャーだったりとか、相手の捕手の肩がどのくらいなのか、ちゃんと把握しないといけないので、もっとリードを取れるのであれば、もう少しタイムが速いピッチャーでも行ける可能性はありますし、そこは工夫次第かなと思います。