大谷16号 先輩菊池の完封も「素晴らしい」と喜ぶ

<エンゼルス9-2ホワイトソックス>◇18日(日本時間19日)◇エンゼルスタジアム

エンゼルス大谷翔平投手(25)が、74打席ぶりに16号2ランを放った。

3打席無安打で迎えた7回の第4打席、無死一塁から左腕デトワイラーのカットボールを捉え、中堅スタンドへ運んだ。カウント2-2と追い込まれてから食らいつき、右手1本のフォロースルーで打ち返した。

試合後、「かなり久々の感じでしたけど、ほっとはするんじゃないかなと思います」と振り返った。

9試合連続安打はメジャーで自己最長。7月27日のオリオールズ戦以来、73打席アーチなしでメジャー最長だったブランクを、初の9試合連続安打でストップさせた。

続く8回の第5打席で一塁へのゴロを放ち、相手守備のもたつく間に快足を飛ばしてベースを駆け抜け、内野安打とした。5打数2安打で打率は2割9分9厘。2打点でチームの快勝に貢献した。

また、この日は同じ花巻東高の先輩でマリナーズ菊池雄星投手(28)が、メジャー初完封。先輩の力投に「素晴らしいなと思います。マリナーズとは今年ないですけど、また来年、やるかも分からないので、楽しみにしたい」とうれしそうな笑顔を見せた。