トラウト自己最多42号 指揮官も「最高の打撃」

レンジャーズとのダブルヘッダー第1試合の1回、左越えに2点本塁打を放つエンゼルス・トラウト(撮影・菅敏)

<レンジャーズ1−5エンゼルス>◇第1試合◇20日(日本時間21日)◇グローブライフパーク

エンゼルスのマイク・トラウト外野手(28)が初回、無死一塁の場面で左腕ジョー・パランボ投手の直球を捉え、自己最多の42号となる先制2ランを放った。

これでメジャーの本塁打ランクで首位のコディ・ベリンジャー(ドジャース、ナ・リーグ)と並んだトラウト。MLB公式サイトは、このペースでいけば、トロイ・グロース氏が2000年にマークした球団記録の47本塁打を上回り、今季53本塁打も夢ではないと伝えている。

現在の野球界で最高の選手だとの呼び声高いトラウトについて、年齢を重ねてもまだ成長の余地があるかと問われたブラッド・オースマス監督は「私はあと2年契約を残しているので、そうであってほしいね」とジョークを飛ばした。

同監督はさらに「今季は彼にとってこれまでで最高の打撃を見せているシーズンだろう。キャリアでもいわゆる最盛期に入りつつある。この状態を維持してくれれば」と喜びを語った。(AP)