大谷「悔しい」同僚急逝後初の敵地レンジャーズ戦

レンジャーズ対エンゼルス 8回表エンゼルス2死一塁、右へ適時二塁打を放つエンゼルス大谷(撮影・菅敏)

<レンジャーズ3-2エンゼルス>◇第2試合◇20日(日本時間21日)◇グローブライフパーク

エンゼルス大谷翔平投手が、出場11戦連続の安打でメジャー自己最長を更新した。レンジャーズとのダブルヘッダーの2試合目に「3番DH」で出場。2打席目から内野安打、中前打、右翼線への適時二塁打と3打席連続安打を放った。3安打は全てボール球をヒットゾーンへ。「いい感じでボールは見えているし、ある程度、ストライクゾーンじゃなくても打てるような雰囲気はある」と手応えを口にした一方、「もっと勝ちにつながるような打席を多くできれば」と気を引き締めた。

敵地でのレンジャーズ戦は7月1日に同僚のスカッグス投手が急逝して以降、初めて。大谷は「楽しみに来るっていうわけにはいかない。その分、勝っていい印象を残せればと思いますけど、なかなか勝てないなという感じ」としみじみ話した。3安打は放ったが、延長11回にチームはサヨナラ負け。「負けたので悔しいですし、なかなか(打線が)つながらなかった」。次戦こそ、自らのバットで勝利を届ける。(アーリントン=斎藤庸裕)