大谷長打2本、2三振も「徐々に良くなっている」 

ホワイトソックスに勝利し、フレッチャー(右)をタッチで迎えるエンゼルス大谷(撮影・菅敏)

<ホワイトソックス4-5エンゼルス>◇6日(日本時間7日)◇ギャランティードレートフィールド

エンゼルス大谷翔平投手(25)が、4打数2安打1得点でチームの逆転勝ちに貢献した。

2回の第1打席で左翼線へ痛烈なライナーとなる二塁打を放つと、7回の第3打席では右翼線を破る三塁打でチャンスメーク。その後の得点につなげた。

出場した試合では12試合ぶりとなるマルチ安打をマーク。安打以外の打席は2打席で2三振だったが、この日の打撃内容について「比較的良かったと思います。最後(4打席目の見逃し三振)はまずまずボールも見えていましたし、見え方も悪くなかったかなと思うので。結果三振でしたけど、徐々に徐々に良くなっているかなと思います」と、前向きに話した。

3日のアスレチックス戦で16打席ぶりの安打となる二塁打を放ち、この日は2本の長打を重ねた。精神面への好影響について「出ないよりは出た方がいい。(3打席目の二塁打は)飛んだコースが良かったんですけど、それがヒットになるか、捕られてアウトになるか。こういう調子が良くない時は特に大事かなとは思います」と振り返った。