マー君11勝目ならず 4回4失点と踏ん張れず降板

<レッドソックス-ヤンキース>◇8日(日本時間9日)◇フェンウェイパーク

ヤンキース田中将大投手(30)がレッドソックス戦に先発し、4回8安打4失点と踏ん張れないまま、交代した。

勝敗は付かず、11勝目には届かなかった。

今季の田中は、レッドソックス戦で過去2試合に登板し、計4回で18失点とメッタ打ちにされていただけに、雪辱を期すマウンドだった。

立ち上がりの1回、先頭ベッツに中前打を浴びたものの、後続を空振り三振、遊ゴロ併殺に仕留め、無失点の好スタートを切った。

ヤンキースは2回、トーレスの先制2ランで2点をリードした。

2回は、2死から安打を許したが、無失点。

ヤンキースは3回にも2点を追加。4-0とリードを広げた。

その裏、田中はブラッドリーに2ランを浴び、スコアは4-2となった。

ヤンキースは4回、トークマンの2ランで、6-2と再びリードを4点に広げた。

4回の田中は、2死から3連続長短打を浴びて2失点。6-4とリードは2点となった。

ヤンキースは5回、ジャッジのソロ本塁打などで2点を追加し、8-4とリードを広げた。

田中は5回のマウンドには向かわず、救援投手に託した。

球数は80球。

防御率は4・53。