イエリチ 自打球が右膝にあたり骨折、今季絶望

昨季ナ・リーグMVPに輝いたブルワーズのクリスチャン・イエリチ外野手(27)が、右膝を骨折し今季絶望となった。10日(日本時間11日)、球団公式サイトなどが報じた。

イエリチは同日の敵地マーリンズ戦に「3番右翼」で出場。初回に右腕ヘルナンデスのスライダーを自打球で膝にあて、苦痛の表情で倒れ込んだ。しばらくして自らの足で立ち上がったが、そのまま交代。試合終了後、ケガの状況と離脱がチームから発表された。スターンズGMは「明日ミルウォーキーで詳しい検査を受ける。復帰時期はわからないが、今季残り試合は欠場する」と地元メディアにコメントした。

昨季首位打者に輝きMVPを獲得したイエリチは、今季も打率3割2分9厘、44本塁打、97打点、30盗塁とリーグトップクラスの成績をマーク。OPS(出塁率+長打率)は昨年を上回る1・100を記録しており、2年連続のMVP受賞に期待がかかっていた。