ドジャース指揮官が意気込み、目指すは11試合全勝

<オリオールズ3-7ドジャース>◇10日(日本時間11日)◇オリオールパーク

ナ・リーグ西地区7連覇を達成した前田健太投手が所属するドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、ポストシーズンに向けて意気込みを語っている。

マジック1と王手を懸けたオリオールズ戦を7-3で勝利し、ドジャースは自力で18度目の制覇を成し遂げた。コーリー・シーガー遊撃手が2本塁打5打点の活躍を見せ、投手陣はウォーカー・ビューラー、ケイシー・サドラー、ケイレブ・ファーガソンとつなぎ、オリオールズ打線を終盤の3点に抑えた。前田は出場せず、ブルペンからその瞬間を見届けた。

ロバーツ監督は、「われわれが予想していたものの1つ」とし、「このような瞬間を手にしたときに、自分たちの成し遂げたことを評価できると思うし、それは特別なことだ。地区優勝1回ではなく、7年連続。多くの人々のおかげだ。これからは10月に11試合で勝てるよう改めてフォーカスし、全力を尽くす」と話した。

また、ジャスティン・ターナー内野手は、「当たり前のことではない」と話し、昨季に163試合目にして劇的なプレーオフ進出を決めたときほどドラマチックではないとしながらも、「私たちは全力でワールドシリーズ(WS)進出チャンスをつかみ取ろうとしてきた。これがその最初のステップだ」とコメントした。

ドジャースは10月3日に本拠地で、ワイルドカードのチームとポストシーズン初戦を迎える予定。2年連続でアストロズとレッドソックスに敗れ世界一を逃したドジャースは、31年ぶりのWS優勝を目指す。(AP)