MLBオーナー会談で無観客82試合案 米メディア

昨年開幕時のドジャースタジアム

MLBのコミッショナー、ロブ・マンフレッド氏とオーナー陣が電話会談を行い、今季中の開催要項について具体案をまとめたことが、11日(日本時間12日)までに分かった。

米国内の複数メディアが伝えたもので、無観客で82試合を行い、両リーグともDH制でプレー。長距離移動のリスクを軽減するため、リーグを問わず、同地区同士での試合が主体となる。

準備段階としては、6月中旬から約3週間にわたってキャンプを再開。米国の独立記念日でもある7月4日の週末までに開幕する。登録選手枠は、ベンチ入りを26人から30人前後に拡大し、さらに20人ほどの控え選手枠を設置。ポストシーズンには両リーグから各5~7チームが進出するプランなどをまとめた。また、7月14日にロサンゼルスのドジャースタジアムで行われる予定だったオールスターの中止も決議された。

もっとも、オーナー側の同意事項が最終決定ではない。12日(同13日)からは選手会との折衝に移行。選手や家族の健康面での配慮、インセンティブを含めた給与配分の問題などで交渉が難航する可能性も残されている。全選手に対して、毎日の検温が義務づけられるほか、遠征先での行動規制、家族との面会の可否など、選手側の主張との折り合いが付くか。開催への第1歩を踏み出したとはいえ、依然としてクリアすべき問題は少なくない。