アストロズが初勝利 サイン盗み非難の声にも耐える

勝利を喜ぶアストロズの選手たち(ロイター)

<ア・リーグ優勝決定シリーズ:アストロズ4-3レイズ>◇第4戦◇14日(日本時間15日)◇ペトコパーク

アストロズが競り勝ち、今シリーズ初勝利を飾った。3連敗で王手をかけられていたが、踏ん張った。

1回、3番アルテューベの2試合連続となる先制ソロ本塁打で流れを引き寄せると、先発の右腕グリンキーが力投。4回にアロザレーナに同点2ランを浴びたが、6回を5安打2失点にまとめた。

同点の5回にはスプリンガーが勝ち越し2ランを放ち、2点のリードを3投手の継投で守った。

この日、球場外では試合の序盤から中盤にかけ、拡声器で「Shameonyou(恥を知れ)!」と叫ぶ声が繰り返された。複数の米メディアによれば、アストロズの選手に向けたもので、17年にサイン盗みを行っていたことを非難するような内容だったという。

逆風にも負けず、アルテューベ、スプリンガーら主力選手の活躍で粘り勝ち。シリーズ1勝3敗とし、踏みとどまった。