大谷翔平 第3打席2点適時打&盗塁、第4打席安打で今季14度目のマルチ

<アスレチックス0-4エンゼルス>◇29日(日本時間30日)◇オークランド・コロシアム

「2番DH」で出場しているエンゼルス大谷翔平投手(26)が、第3打席で貴重な2点適時打を放った。 1点先制した5回2死二、三塁、右腕モンタスの2球目、97・1マイル(約156キロ)の内角直球を左前に運び、2点追加した。1球目のワンバウンドのスプリットが暴投となり、2死一、二塁から二、三塁となった直後に、期待に応える適時打を放った。

その後、3番レンドンの打席で二盗に成功し、今季7個目の盗塁をマーク。直後にレンドンの右前打で生還し、理想的な形で追加点を奪った。

第4打席は7回1死一塁から、昨年までチームメートだった右腕ベドロジャンと対戦。カウント2-1から外角高めの直球を捉え、中前へクリーンヒットと放った。この日2本目の安打で今季14度目のマルチ安打をマークした。

第2打席までは凡退。1回1死の第1打席はカウント2-2からの6球目、モンタスの97・7マイル(約157キロ)の速球を捉えたが、打球は伸びず、左飛に打ち取られた。

第2打席は4回無死、スプリットで攻められ、空振り三振を喫した。

前日の試合では今季7度目の先発マウンドに上がり、6回0/3で3安打3失点。7回から崩れ、今季初黒星を喫した。投手ではチームの勝利に貢献できなかったが、翌日は5打数2安打2打点1盗塁で打者として打線をけん引。チームは今季初の完封勝ちで、連敗を2で止めた。