マリナーズ監督「大谷の脳裏に速球を植え付けた」左腕シェフィールド評価

3回の第2打席で三振に倒れた大谷(ロイター)

<エンゼルス2-6マリナーズ>◇3日(日本時間4日)◇エンゼルスタジアム

マリナーズの先発左腕ジャスティス・シェフィールド(25)が6回途中6安打2失点と粘り、今季5勝目(2敗)を挙げた。武器のスライダーを駆使し、エンゼルス大谷からは3奪三振を記録。これで大谷とは通算10打数無安打、6三振と抑え込んでいる。

試合後の会見で、スライダーの手応えについて問われた左腕は「左打者に対しては内角にシンカーを投げてバランスを崩し、スライダーで打ち取ることが一番大事。ゴドイ(捕手)が速球で組み立ててうまくリードしてくれた」と振り返った。

サービス監督も「必要十分な速球を投げ、大谷の脳裏に速球を植え付けたことでスライダーを振ってくれた。(被弾した)ウォルシュの打席では甘く入ってしまったが、大谷との対戦では手元でよく変化していた」と評価した。