＜パドレス3－5ロッキーズ＞◇31日（日本時間8月1日）◇ペトコパーク

パドレスのダルビッシュ有投手（34）が、6回を投げてソロ本塁打3本を含む5安打5失点2四球8奪三振と踏ん張れず、6敗目を喫した。これで6月21日に7勝目を挙げて以来、6試合連続で勝ち星なしとなった。防御率は、3・48となった。

2回にソロ本塁打などで2点を先制された。同点で迎えた4回には、7番ディアス、さらに9番の投手マルケスにもソロ本塁打を浴びて勝ち越された。6回にも2死から適時打を許し、1点を追加された。

この日は、3本塁打すべてが右打者への変化球。その一方で、8奪三振中7個を速球系（フォーシーム、ツーシーム）で仕留めるなど、力強さも披露した。試合後は「単純にスポットをミスしているだけ。途中から真っすぐも指にかかってきたし、ツーシームも動き始めた。ちょっとずつ良くなっていると思います」と冷静に振り返った。

白星から遠ざかっているものの、「（昔より）大人になってますし、精神的にも保てるような気がします」と、前向きな姿勢を見せていた。