前田健太が5勝目「うらやましい気持ちと刺激もらった」侍金メダルに

<アストロズ5-7ツインズ>◇8日(日本時間9日)◇ミニッツメイドパーク

ツインズ前田健太投手(33)が、5回6安打3失点3四球(敬遠1)5奪三振の内容で、今季5勝目(4敗)を挙げた。

立ち上がりの1回、打ち取った当たりの安打などで先制されたものの、2回、3回は無失点に封じた。4回には、3アウト目をコールされたプレーがチャレンジでセーフに覆り、その間に生還していた走者の得点が認められるなど、不運も重なった。それでも、打線が逆転に成功し、1点のリードを保って救援陣にバトンを託した。

試合後は「いい流れじゃなかったですけど、何とか最少失点で切り抜けられたし、チームが勝てて、(自分に)勝ちも付けてもらって良かったと思います」と振り返った。

低迷するツインズは、トレード期限前に主力数選手を放出し、チーム再建へ方向転換した。「モチベーションを保つのは難しいですけど、チームが勝てるように、気持ちを切らさずにやっていきたい」と続けた。

また、五輪で悲願の金メダルを獲得した侍ジャパンについて、「本当にうれしいです。うらやましい気持ちと刺激をもらいました。僕自身も気持ちを入れ替えて頑張ろうと思います」と、あらためて前向きな姿勢を見せていた。