大谷翔平初のホームスチール! ベーブ・ルースは成功8回、失敗7回

エンゼルス対ヤンキース 5回裏エンゼルス2死一、三塁、打者ウォルシュの時、ホームスチールを成功させるエンゼルス大谷(撮影・菅敏)

<エンゼルス6-4ヤンキース>◇8月31日(日本時間9月1日)◇エンゼルスタジアム

エンゼルス大谷翔平投手(27)が自身初の本盗を決めた。

5回2死一、三塁で、一塁走者ゴスリンとダブルスチールに成功。二塁送球間に三塁走者の大谷もスタートを切り、好スライディングでホームを盗んだ。

ちなみに投打二刀流の大先輩、ベーブ・ルースは通算122盗塁を記録し、うち本盗を8回成功させた。いずれも打者に専念した1920年以降に記録。ただ盗塁は243回試みて失敗は121回を数え、成功率5割2厘と低く、本盗失敗も7回ある。

日本人メジャーの本盗成功第1号は、マリナーズ城島健司。2008年5月31日タイガース戦の4回、三塁走者の際にスクイズのサインが出たが、打者がスクイズに失敗。ところが捕手が投球を前にはじき、さらにボールを2度つかみ損ねる間に、転がり込むようにベースタッチした。

なお、通算509盗塁のイチローはメジャーで本盗を記録していない。