「すごい才能を持っているよ」大谷翔平に敗れたレンジャーズ監督語る

エンゼルス対レンジャーズ 7回表レンジャーズ2死一、二塁、ピンチの場面でレンジャーズ・カイナーファレファを一ゴロに仕留め、ナインにタッチで迎えられるエンゼルス大谷(撮影・菅敏)

<エンゼルス3-2レンジャーズ>◇4日(日本時間3日)◇エンゼルスタジアム

エンゼルス大谷翔平投手(27)が、7回7安打2失点、2四球8奪三振の好投で今季9勝目(1敗)を挙げた。自身8連勝で、1918年ベーブ・ルース以来、103年ぶりの「2桁勝利、2桁本塁打」まであと1勝とした。

球数は18年5月20日のレイズ戦の110球を上回るメジャー自己最多の117球(ストライク85球)。これで今季20登板で9勝1敗、防御率2・98となった。レンジャーズ戦では今季4試合で3勝0敗。打席では4打数無安打に終わった。

レンジャーズのウッドワード監督は、大谷について「どうしてもアウトが必要な場面でしっかり抑えていた。100マイルを出したりしてね。今日はあまりスプリットを使っていなかったが、スライダーやカットボールを駆使し、制球も良かった。すごい才能を持っているよ」と話した。