大谷翔平の投球改善は「直球の制球」投手コーチが今季の活躍振り返る

エンゼルス大谷翔平(20年2月撮影)

<エンゼルス-アストロズ>◇23日(日本時間24日)◇エンゼルスタジアム

投打でシーズン完走を目指すエンゼルス大谷翔平投手(27)について、ワイズ投手コーチが今季の活躍を振り返った。

ここまで22試合で9勝2敗、防御率3・28の成績を残し、先発ローテーションを守ってきた。「年間を通じて彼は良くなって、前進して、マウンド上ですごい成功を収めている」と評価。シーズン序盤は制球難だったが、登板を重ねて徐々に改善した。要因として「直球の制球」を挙げ、「スライダー、カットボールを早いカウントで投げられる能力がある」と指摘した。

投球の内容や質だけでなく、シーズンを通じた状態の管理やルーティンの継続についても高く評価。「体をケアすることにすごく用心しているし、もう1日、2日(登板間隔で)必要なときは、我々とうまくコミュニケーションをとってくれている」と明かした。