米野球殿堂入りの投票結果が25日(日本時間26日)に発表され、16年限りで引退した元レッドソックスのデービッド・オルティス氏(46)が唯一選ばれた。資格取得1年目での殿堂入りは58人目で、ドミニカ共和国出身選手の殿堂入りは4人目。オンライン会見に臨んだ同氏は「投票してくれた方たちに感謝したい。殿堂入りできるような選手になれるとは夢にも思っていなかった。主力で出続けられるようにただ頑張っていた。これだけのキャリアを送ることができ、本当に感謝したい」とコメント。14年間プレーしたレッドソックスについては「チームメート、コーチ、そして球団に本当に恵まれた。生まれ変わったら、またレッドソックスでプレーしたい」と、特別な思いを明かした。
“ビッグ・パピ”の愛称で親しまれたオルティス氏は97年にツインズでデビュー。03年にレッドソックスに移籍し、05年に打点王、06年には54本塁打を放って本塁打と打点の2冠に輝いた。04、07年にワールドシリーズを制し、上原浩治らとともに世界一となった13年にはワールドシリーズMVPに選ばれた。
16年シーズンの前に同年限りでの引退を発表したが、その年は40歳でリーグトップの127打点とOPS1・021を記録。惜しまれながらユニホームを脱いだ。メジャー20年間で通算2472安打、541本塁打、1768打点。オールスターに10度選出され、シルバースラッガー賞を7度受賞した。19年6月には母国ドミニカ共和国で銃撃を受けたが、一命をとりとめ約3カ月後にフェンウェイパークで始球式を務めた。