米大リーグのオーナー会議が10日(日本時間11日)、フロリダ州で行われ、ロブ・マンフレッド・コミッショナー(63)が会見で、今季から指名打者制度をナショナルリーグにも導入する方針を示した。
オーナー側、選手組合側とも合意しているとし、新労使協定が結ばれれば正式決定する。
同氏は予定通り3月31日にシーズン開幕することにも前向きな姿勢を見せた。楽観主義者だと明かし、開幕延期による試合数削減は「悲惨な結果」で「MLBはそれを避けるため(新労使協定の)合意に達することに専念している」と話した。春季キャンプは開始予定まで1週間を切っており、延期が不可避とみられる開始時期は「現段階で変更はない」。だが、予定通りなら残り6週間ある開幕までの準備期間を「4週間は必要」と予防線を張った。
このほか(1)タンキング(翌年のドラフトで上位指名権を得るために故意に勝率を落とす行為)防止へ、ドラフト指名権のくじ引き導入(2)所属選手がFA移籍した場合の、ドラフト上位指名権での補償廃止も合意したと発表した。次回の労使交渉は12日に予定されており、オーナー側の修正案が提示される見込み。