労使交渉の難航により、メジャーリーグの今季開幕が4月14日(日本時間同15日)まで再延期となった。既に開幕から2カードは中止となっており、大リーグ機構(MLB)のマンフレッド・コミッショナーは9日(同10日)、さらに2カードの中止を発表した。
開幕がさらに遅れることで、今後の労使交渉では今季のFA取得日数も争点に挙がることが濃厚となった。4月14日に開幕できれば開幕分の代替試合が行われなくても、10月2日(同3日)のレギュラーシーズン終了まで、合計の日数は172日。現行のMLBの規定では、サービスタイム(メジャー登録日数)はベンチ入り26人枠に172日登録されれば1年とカウントされ、6年でフリーエージェント(FA)の資格を取得できる。現状ではギリギリの日数となった。
日程、規定などでこのまま変更がなければ、今季は1日でも登録から外れると、サービスタイムを満たせなくなる。順当なら23年オフにFA権を取得できるエンゼルス大谷翔平投手(27)ら若手選手にも、FA権取得が1年遅れる可能性が出てくる。
今後はサービスタイムに関しても選手会側が機構側に特例を求めて交渉していく模様だが、現在も主要な争点が解決していないだけに、難航しそうだ。