パドレスと基本合意の鈴木誠也、5年も80億円超も歴代日本人メジャー破格の1年目契約

鈴木誠也

広島からポスティング制度でメジャー移籍を目指す鈴木誠也外野手(27)が13日(日本時間14日)、パドレスと基本合意したことが分かった。

昨年11月の申請後、8球団以上の争奪戦となり、鈴木の希望条件を満たしたパ軍が勝利した。5年契約で総額7000万ドル(約80億5000万円)前後となる見込みで、日本人野手1年目としては最高契約となることが確実となった。

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予想される鈴木の契約内容は、歴代日本人メジャーを見渡しても破格だ。5年7000万ドル(約80億5000万円)なら、日本人野手のメジャー移籍初年度では最高額となる。過去最高は08年にカブス入りした福留で4年4800万ドル(約55億2000万円)。ヤンキース松井秀とレッズ秋山の3年2100万ドル(約24億2000万円)が続く。

投手を含めると、14年にポスティングでヤンキースへ移籍した田中の7年1億5500万ドル(約178億円)がダントツ。07年のレッドソックス松坂は契約金と年俸の合計で6年5200万ドル(約59億8000万円)だったが、入札金額を合わせた総額は1億1111万1111ドル11セント(約128億円)だった。

鈴木の年平均1400万ドル(約16億1000万円)という年俸は、初年度では投手を含めても田中に次いで2人目の1000万ドル(約11億5000万円)超えとなる。

5年という契約年数も、初年度の野手では最長期間だ。移籍初年度の条件を外しても、野手ではイチローが08年からマリナーズと結んだ期間に並ぶ長期契約。27歳という若さが評価を上げた。日本人野手の最高契約額は、イチローがマ軍と結んだ5年9000万ドル(約104億円)。野手で今回の鈴木の契約を超える例は、これしかない。

<日本人選手の現契約内容>

◆ダルビッシュ有(パドレス) 6年1億2600万ドル(18~23年)

◆前田健太(ツインズ) 8年2500万ドル(16~23年)

◆大谷翔平(エンゼルス) 2年850万ドル(21~22年)

◆菊池雄星(ブルージェイズ戦) 3年3600万ドル(22~24年)

◆秋山翔吾(レッズ) 3年2100万ドル(20~22年)

◆有原航平(レンジャーズ) 2年620万ドル(21~22年)

◆沢村拓一(レッドソックス) 2年300万ドル(21~22年)

◆筒香嘉智(パイレーツ) 1年400万ドル