「大谷翔平ルール」導入へ、降板後もDHで打席/今季大谷二刀流こうなる

今季のエンゼルス予想スタメン

【テンピ(米アリゾナ州)22日(日本時間23日)=斎藤庸裕】エンゼルス大谷翔平投手(27)が再び、球界を動かした。複数の米メディアが、大リーグ機構と選手会は今季の新ルールについて合意し、「大谷翔平ルール」を導入する見込みだと伝えた。打順に入った先発投手が、降板後も指名打者(DH)として出場を続けられるもので、大谷は“リアル二刀流”として出場し、降板後もDHで出場が可能になる。大谷の打席数増加により、チームにとっても大きなアドバンテージとなりそうだ。

大谷は昨季、ア・リーグであえてDHを解除し、投打で同時出場するリアル二刀流として出場を続けた。今季から両リーグでDH制が採用され、投手は基本的に打席に立たなくなる。大谷に関して昨年同様の方式が採用できるのか注目されていたが、さらに追い風となる新ルールが導入される見込みとなった。

米メディアの報道によると投打で出場した場合、降板後もDHで打席に立つことが可能になる。仮に早い回で降板しても、今後は打者で継続出場できる。大谷は昨年7月のオールスター戦でア・リーグの「1番投手」として1回表に打席に立ち、その裏にマウンドに上がった。降板後はDHで2打席目に立った。史上初の投打で出場となった“オールスター方式”が、採用されることとなる。

新ルールなら大谷やエンゼルスにとっては有利だ。大谷の打席数がさらに増えれば、チームの得点力アップに直結する。マドン監督は「素晴らしいニュースだね。もちろん彼だけがそのルールを有効に活用できる唯一の人間であることは議論になるかもしれないが、彼ができることを踏まえれば、当然のこと。理にかなっている」とうなずいた。