ガーディアンズ新人クワン、デビュー117球目で初空振りの新記録 6試合25打席目で初三振も

MLBの公式球(2020年2月22日)

<レッズ3-7ガーディアンズ>◇13日(日本時間14日)◇グレートアメリカンボールパーク

ガーディアンズの新人スティーブン・クワン外野手(24)が、プロ6試合目、25打席目でついに初空振りと初三振を喫した。

2番左翼で先発したレッズ戦の1回、2球目を空振りした。132キロの外角高めカーブにファウルチップだった。これが通算40スイング目で初の空振りだった。デビューから116球の空振りなしは、00年以降ではデビッド・フレッチャー(エンゼルス)の100球を超える最長記録となった。

1ボール2ストライクからの6球目、153キロの真ん中低めシンカーを見逃し、25打席目でついに初三振を記録した。低めギリギリといえる球だった。

2回の第2打席では押し出しとなる四球を選んだ。この日は4打数無安打で、プロ初のノーヒットに終わった。とはいえ、空振りしたことが、MLB公式サイトのトップニュースになるなど、高い注目を浴び続けている。

175センチで左打ちのクワンは、通算19打数10安打5打点8四球1三振で、打率は5割2分6厘、出塁率は6割5分5厘、OPSは1・392となった。