ブルージェイズ加藤豪将がメジャー初安打 左中間へ二塁打放ちチームメートはハグで祝福

<ブルージェイズ-レッドソックス>◇27日(日本時間28日)◇ロジャーズセンター

ブルージェイズ加藤豪将内野手(27)がメジャー初安打を放った。「8番二塁」で先発し、1-1の4回2死無走者で入った第2打席で1ストライクからの2球目、89マイル(約143キロ)のカットボールを左中間へ運び、初安打が二塁打となった。ベースに立つとベンチに向かって両手を上げ、満面の笑み。初安打の記念のボールはベンチに戻された。イニングが終わり守備に就く前には、ベンチ前でチームメートから次々とハグされ祝福を受けた。

2013年ドラフト2巡目でヤンキースに指名されプロ入りした加藤は、19年までヤンキース傘下でプレー。20年はマーリンズとマイナー契約したがマイナーリーグが中止となったためプレーせず、昨季はパドレスとマイナー契約。今季は4球団目となるブルージェイズとマイナー契約を結び、開幕でメジャーのロースター入り。この日は2試合連続のスタメンで、メジャー7試合目の出場で初安打を記録した。