大谷翔平、キャリア初満塁弾に笑い「僕の中では打っていた」節目100号達成は「できれば明日」

エンゼルス対レイズ 7回裏エンゼルス無死満塁、満塁本塁打を放ちダイヤモンド1周する大谷(撮影・江口和貴)

<エンゼルス11-3レイズ>◇9日(日本時間10日)◇エンゼルスタジアム

「3番DH」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(27)が、キャリア初のグランドスラムを放った。

4点リードの7回無死満塁、3番手の右腕フォーチャーのカットボールを捉え、左越えの6号満塁弾。今季2度目の1試合2発、今季初の2打席連続アーチをマークした。

日米を通じて初のグランドスラム。打球速度109・8マイル(約177キロ)、角度23度、飛距離は351フィート(約107メートル)だった。大谷は「僕の中では打っていたと思っていたので(笑い)。知らなかったです」と振り返った。

第3打席では左中間スタンドへ本拠地で今季初となる5号ソロを放ち、これがトラウトと今季初のアベック弾&チーム今季初の2者連続アーチとなった。

1試合2本塁打でメジャー通算99号。節目の100号にリーチをかけ「早く達成したいなというか、できれば明日打って、早めに超えたいと思います」と意気込んだ。

チームはア・リーグ東地区の強豪レイズに完勝し、2連勝で貯金を今季最多の9とした。