大谷翔平の中堅後方への特大弾、マドン監督が「ピン・ハイ!」とゴルフ用語で表現したワケ

エンゼルス対アスレチックス 1回裏エンゼルス無死、日米通算150号となる先制ソロ本塁打を放つ大谷。投手アービン(撮影・江口和貴)

<エンゼルス4-1アスレチックス>◇22日(日本時間23日)◇エンゼルスタジアム

エンゼルス大谷翔平投手(27)が放った中堅への日米通算150号を、マドン監督は「Pin High(ピン・ハイ)!」と表現した。

「ピンハイ」とはゴルフ用語で、ボールがピンの真横に止まった状態のことを言う。上空から見てピンと同じ高さにあるということからこう呼ばれ、方向性はずれたが、ショットの距離感はピッタリだったことを表している。

今回の大谷1発は、今季最長飛距離の433フィート(約132メートル)で、フェンスオーバーに“ピッタリ”だったわけではない。だが、真っすぐに中堅後方に向かった大飛球だったため、マドン監督は「ゴルフショットのようだった」という意味合いで「ピンハイ」という言葉を選んだようだ。