マーティン捕手が引退 ドジャースで黒田博樹氏、斎藤隆氏とバッテリー 07年ゴールドグラブ賞

2012年8月14日、レンジャーズ戦で黒田博樹(右)とベンチへ引き揚げるマーティン

ドジャースやヤンキースなどで14年プレーし、球宴に4度選出されたラッセル・マーティン捕手(39)が28日、現役引退を発表した。

2006年にドジャースでデビュー。その後ヤンキース、パイレーツ、ブルージェイズを経て19年に古巣のドジャースに戻り、それが現役最後のシーズンとなった。ドジャース時代には黒田博樹氏(47)、斎藤隆氏(52)とバッテリーを組んだ。

メジャー通算1693試合に出場し、打率2割4分8厘、191本塁打、771打点。07年にはゴールドグラブ賞とシルバースラッガー賞を受賞した。カナダ生まれで、09年には同国代表としてWBCに出場した。

自身のインスタグラムで「永遠の思い出の数々、一生大切にする。偉大な球団でプレーする機会を得た」と感謝し、今後については「今は人生の新たなページをめくることに興奮している。私はゴルフ界で新たな情熱を傾けるものを見つけた。美しい私の家族たちと過ごす時間も増やしたい」とつづった。