大谷翔平、9回起死回生の同点3ラン 打った瞬間に確信歩き、自軍ベンチへ向かって左手で指さす

エンゼルス対ロイヤルズ 9回裏エンゼルス1死一、二塁、同点となる右越え3点本塁打を放ち、雄たけびを上げベンチを指さす大谷(撮影・前田充)

<エンゼルス11-12ロイヤルズ>◇21日(日本時間22日)◇エンゼルスタジアム

エンゼルス大谷翔平投手(27)が、土壇場で起死回生の15号同点3ランを含む1試合2発、8打点と大暴れした。3点を追う9回1死一、二塁、右腕バーローのカーブを捉え、右越えに運んだ。打った瞬間の本塁打で、確信歩きから走りだすと、自軍ベンチへ向かって左手で指さし、チームを鼓舞した。

1試合2発は今季4度目でメジャーでは通算10度目。同点の延長11回1死一、三塁から左犠飛で打点を挙げ、1試合8打点は自己最多となった。5点ビハインドの6回無死一、二塁の第3打席は14号3ランを放ち、反撃ののろしを上げた。大谷の大活躍で劣勢の展開から2度、チームは同点に追いついたが、延長11回で力尽き、1点差で敗れた。

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