大谷翔平、7回終了時にネビン監督代行から降板打診され「ノー。これは僕の試合だ。続投する」

エンゼルス対ロイヤルズ 8回表ロイヤルズ2死、ドジャーを空振り三振に仕留め、雄たけびを上げガッツポーズする大谷(撮影・前田充)

<エンゼルス5-0ロイヤルズ>◇22日(日本時間23日)◇エンゼルスタジアム

エンゼルス大谷翔平投手(27)が8回まで108球を投げ2安打無失点、1四球、メジャー自己最多を更新する13奪三振と圧巻の投球で、今季6勝目(4敗)を挙げた。

ネビン監督代行は、96球に達していた7回で大谷を交代させようとしたことを明かし「でも彼は断固として聞かなかった。No. This is mine.(ノー。これは僕の試合だ)。続投するとね」と話した。追加点が入り点差が開いたため再び降板を打診すると「またノーと答えた」という。「何というパフォーマンス、何という日だ。自己最多の奪三振もマークした」と称賛し「彼はチームがどういう状況か理解している。明日は試合がないし(2日間ゆっくり)休みを与える良い機会だ。みんな、どこかを痛めていたりして万全ではない」と、大谷がチームを思って続投を志願したことを明かした。