コーチがMLBシーズン中に大学へ異例転身で年俸5000万円以上増 ツインズ・ジョンソンコーチ

ツインズのウェス・ジョンソン投手コーチ(50)が、ルイジアナ州立大の投手コーチに就任すると26日(日本時間27日)、球団公式サイトが伝えた。

メジャーのコーチがシーズン途中に大学チームのコーチに転身するのは異例。ツインズは現在ア・リーグ中地区首位で、チーム防御率はリーグ7位の3.78を記録している。

米メディア「ジ・アスレチック」によると、ルイジアナ州立大は同投手コーチに年俸75万ドル(約9750万円)を提示しており、ツインズでの年俸約35万ドル(約4550万円)から5000万円以上のアップになる見込み。また、同日のフライトに乗っていた選手やスタッフの多くはこの事実を知らず、遠征先のクリーブランド到着後のホテル内でミーティングを行い周知したという。同コーチはガーディアンズとのカード終了後にチームを離れる。

ジョンソン・コーチは19年にツインズに加入。以前はミシシッピ州立大やアーカンソー大のコーチをしており、ツインズが初のメジャーチームでのコーチだった。大学コーチから直接メジャーのコーチに転身したのは、ここ40年で初だった。後任はブルペンコーチのピート・マキ氏(39)が務める予定。チームには、昨年9月に右肘手術を受けリハビリ中の前田健太投手(34)が所属している。