<マーリンズ2-1エンゼルス>◇5日(日本時間6日)◇ローンデポ・パーク
エンゼルス大谷翔平投手(28)が「3番DH」で出場し、3打数無安打に終わった。
第1打席は1回2死、速球派右腕のアルカンタラと初対戦。フルカウントからの7球目、外角のチェンジアップを捉えきれず、二塁ベース寄りに守っていた三塁手へのゴロとなった。
アルカンタラは最速101・5マイル(約163キロ)を誇る剛球右腕。大谷との対戦でも、第1打席で100マイル(約161キロ)を超える速球を3度マークした。
第2打席は4回1死、初球のチェンジアップにタイミングを外され、再び三ゴロで凡退した。
2点を追う7回無死一塁の第4打席は、99・4マイル(約160キロ)のシンカーに芯を外され、投ゴロ。二塁へ送球されてアウトとなり、大谷が一塁へ残った。
1死一塁から4番ウォードの打席で大谷は盗塁スタートを切り、二盗に成功。今季9個目の盗塁を決めた。その後、2死三塁となったが、得点にはつながらなかった。
第5打席は2点を追う9回1死一、二塁から四球を選んで満塁とした。続くウォードの犠飛で1点差としたが、及ばなかった。
チームは4連敗で今季最多の借金8。大谷の28歳の誕生日を白星で飾れなかった。