マノアがマイク装着で実況席としゃべりながら投げた「やったー。レッツゴー」登板中の投手では初

マイクでしゃべりながら登板したマノア(ロイター=USA TODAY Sports)

<MLBオールスターゲーム:ナ・リーグ-ア・リーグ>◇19日(日本時間20日)◇ドジャースタジアム

ア・リーグ2番手で登板したブルージェイズの先発右腕アレク・マノア(24)が、米4大ネットワークテレビ局FOXの中継でマイクを装着し実況席と会話しながら投球した。

米ネットワーク局の野球中継では試合中に選手がマイクを装着しインタビューを受けることがよく見られるが、多くは守備中の外野手やベンチで待機中の選手との会話で、登板中の投手がマイクでしゃべりながら投げるのは初めて。

最初の打者2人を連続三振に打ち取ったマノアは、3人目の打者マクニール(メッツ)の足に死球をぶつけた。その前に放送席にいる解説者ジョン・スモルツ氏に「真ん中にスライダーを投げてみろ」と言われて投げぶつけたため、マノアの「おっとごめん。スモルツが投げろと言ったものだから」というつぶやきが、マイクを通して伝わるユニークな場面もあった。

最後のアクーニャを外角低めのフォーシームで空振り三振に打ち取ると「やったー。レッツゴー」と叫びながらベンチに駆け戻った。