ブルージェイズのタピアがランニング満塁ホームラン、5回までに25得点の猛攻

<レッドソックス-ブルージェイズ>◇22日(日本時間23日)◇フェンウェイパーク

ブルージェイズの球団史上2度目となるランニング満塁ホームランが記録された。

序盤から打線が爆発したブルージェイズは、6-0とリードした3回2死満塁の好機でライメル・タピア外野手がセンターへフライを打ち上げる。

打った直後にタピア自身ががっくりとうつむく平凡なフライに思えたが、これをレッドソックスのジャレン・デュラン外野手が完全に見失うアクシデント。打球は前進してきたデュランのはるか後方のフェンス際に落ち、途中から全力疾走していたタピアは3人の走者に続いて一気に生還した。

ランニング満塁ホームランは、2017年9月に当時ナショナルズのマイケル・テイラー外野手(現ロイヤルズ)が記録して以来。ブルージェイズの選手に限れば1989年6月にジュニア・フェリックスが今回と同じフェンウェイパークで達成して以来で33年ぶりとなった。

なおブルージェイズ打線はこの後も5回に一挙11得点を挙げるなど攻撃の手を緩めず、5回終了時点で25-3と大量リードしている。