大谷翔平にネビン監督代行「良い投球をしていたと思う。実質2点しか与えていない」

エンゼルス対アスレチックス 6回表アスレチックス無死、ラウレアーノに左前打を打たれ、マウンドで悔しい表情を見せる大谷(撮影・狩俣裕三)

<エンゼルス1-3アスレチックス>◇3日(日本時間4日)◇エンゼルスタジアム

エンゼルス大谷翔平投手(28)がアスレチックス戦に「2番投手兼DH」で先発。5回2/3を7安打3失点(自責2)、1四球7奪三振で7敗目(9勝)を喫し、ベーブ・ルース以来、104年ぶりの「2桁勝利、2桁本塁打」は再び持ち越しとなった。

ネビン監督代行は試合後、大谷の登板について「良い投球をしていたと思う。6回で実質2点しか与えていない。いつものような三振数ではないけれど、それでも7個を奪った」とコメント。アスレチックスのマーフィーに2ランを打たれた場面には「スライダーの調子が良いときは、スライダーが来ると分かっていても打てない。あの場面は、いい球を投げることができなかっただけ。彼にとってはやり直したい1球になったかもしれない」と話した。

4回に先制打と6回に2ランを放ってチームの全打点を挙げたマーフィーは「素晴らしい投手だから、全てのボールを見極めて、球数を投げさせなければいけない。我々は深いカウントで球数を稼がせ、ミスに付け込むことができた」と振り返った。