菊池雄星メジャー初セーブ、西武時代の12年以来 試合後はPO進出祝うシャンパンファイト

プレーオフ進出を喜ぶブルージェイズ菊池(ロイター)

<ブルージェイズ9-0レッドソックス>◇9月30日(日本時間10月1日)◇ロジャーズセンター

ブルージェイズ菊池雄星投手(31)が、3回1安打無失点、1四球5奪三振と好投し、メジャー初セーブを挙げた。

8点リードの7回から2番手で登板。7回は2死から四球を出すも、アルモンテを空振り三振に仕留めた。8回は先頭マグワイアに二塁への内野安打を許したが、後続を抑え無失点。9回は3者凡退で締めた。リリーフで3イニングを投げたのは、8月26日のエンゼルス戦に並んで最長タイ。試合後のハイタッチでは、主砲ゲレロとのおじぎパフォーマンスを披露した。

菊池は、西武時代の12年以来となるセーブ。今季31試合で5勝7敗1セーブ、防御率5・27で、8月18日のリリーフ転向後は11試合で1勝0敗1セーブ、防御率5・40となった。

ブルージェイズは試合がなかった前日にプレーオフ進出が確定。この日の試合後にクラブハウスでシャンパンファイトが行われ、菊池も同僚と祝福。シャンパンまみれの中、地元放送局の取材に応じ「The best. I love teammates!」と喜んだ。