ダルビッシュ有、粘りの投球で勝利に貢献「ソロ本塁打はOKと自分でいつも思っている」一問一答

<ドジャース3-5パドレス>◇12日(日本時間13日)◇ナ・リーグ地区シリーズ第2戦(5試合制)◇ドジャースタジアム

パドレスのダルビッシュ有投手(36)が5回0/3を7安打3失点で粘り、チームの勝利に貢献した。シリーズは1勝1敗のタイとなり、1日空けて本拠地サンディエゴで2連戦を戦う。

左腕カーショーと投げ合いで、序盤は点の取り合い。打線が3点を奪ったが、ダルビッシュは1回から3イニング連続でソロ本塁打を浴び、5回まで3ー3の同点。1点勝ち越した6回、連打で無死一、三塁のピンチを背負ったところで降板した。

2番手で元阪神のスアレスが登板し、三振と併殺打で切り抜けると、1回1/3を無失点の好リリーフ。その後は、元日本ハムのマルティネス、守護神ヘイダーとつなぎ、接戦を制した。

 

ダルビッシュの試合後の一問一答は以下の通り。

 

-今日はどんな感覚で投げていた

「感覚はいつも通りで、そんなに深く考えることもなく、ネガティブになることもなく、ポジティブになることもなく淡々と投げていましたけど。ホームランを打たれてもスリーランとか満塁ホームランとか、そういうのではなかったですから、ソロ本塁打はOKと自分でいつも思っているので。打たれる度に、OK、OKと思っていました」

-救援陣がつないだ

「特にスアレスは、あの状況でも0点に抑えてくれるんじゃないかって思ってましたから、その後のニックもそうですし、ヘイダーもそうですし、本当にみんな調子がいいので、見ててすごいなと思ってました」

-5回無死一塁からベッツの二盗を阻止した場面について

「ベッツに関しては、けん制のやり方を変えたり、体の形を変えたりとか、いつも走られて(捕手の)ノラに迷惑をかけているので、ちょっとでも貢献したいと」

-今日勝って、シリーズの流れがどう変わるか

「この時点では何も言えないでしょう」

-5イニングを投げたが、どう乗り切った

「自分の状態としてはそんなに悪くなかったので。ホームランは打たれたけど、全部ソロでしたし、そんなにネガティブになる必要はないので。とにかくプレーオフですから、レギュラーシーズンとかじゃなくて、チームが最終的に勝っていれば。とにかくそのことだけ意識していました」

-1勝1敗で帰るのと、0勝2敗でサンディエゴに帰るのでは大きな違い

「やっぱり2敗でホームというのと、1勝1敗でホームというのではファンの方々の盛り上がり方、テンションもだいぶ変わると思うので。今日チームみんなでこうやって勝てたというところは自分たちにとってもそうなんですけど、サンディエゴにとってもすごく、いいことなんじゃないかなと思います」

-試合前、センター付近で考えていたことの意味は

「シカゴ(カブス)の時と一緒ですね。前回、2017年のポストシーズンで最後終わった時に、家族にすごく悲しい思いをさせたと思うんですね。だから、そこからここまでの過程をしっかり考えて、今日は、家族にとってもうれしい気持ちで、家に帰らせてあげたいなって。帰らせるっていうとちょっとあれですけど、そういう気持ちがあって、とにかく前回と同じで、家族でやってきたことをしっかりここで今回、見せようということです」

-今日に関しても特別な思いがあった

「もちろん。強いというか、あのことに関しては僕も前に進んでいるので。ちゃんと頭の中にありますけど、あれも思い出の1つとして残っているので、ちゃんとそこに関しては自分の中で考えておこうと。気持ちの中でしっかり持っておこうというのはありました」

-マウンド上で何か言い聞かせていたように見えた

「なんか言ってましたね。大丈夫、大丈夫とか。まだこれから、これから。まだ全然、勝てるから、とか。自分の成績がどうとか、そういうのではなくて。とりあえず勝つんだということを言い聞かせてました」

-投球の途中、右ひざの上あたりが血でにじんでいるように見えた

「今シーズンよくあるんですけど、足を上げて、下ろした時に、自分の左足のかかとのスパイクの部分が右ひざにぶつかるんですね。マンシーがセンターに大きなフライを打った時、バランスを崩したんですけど、あの時、けっこう入っちゃって。それで、血が出たと。全然、痛くはないです」

-本拠地サンディエゴに帰って、3戦目以降の心持ちは

「最後、もちろん先発で投げる気でいます。だから、明日はもちろんキャッチボールしますし、いつも通りのDAY1の調整をすると思います」

-ドジャース打線について

「難しい球とかに関しては、ファウルにする技術が高いというか、甘いボールもそうなんですけど、ドジャースがオンの時は、それがずっと出来るので。際どいボールは振らないですし。向こうは先発投手に抑えられることはそんなに重要じゃないと思う。勝つことが目的なので。なるべく先発を早い回で降ろして、中継ぎをたくさん使わせて。シーズンでちょいちょいダメージを与えて、勝っていくっていうのがドジャースの一番の強いところだと思うので、今日はまさに先発に対して、自分に対して、それはしっかりしていたんじゃないかなと思います」

-ドジャース先発の左腕カーショーとの投げ合いを意識はしていたか

「試合前に関してはそうですね。やっぱりMLBドットコム(公式サイト)の先発ピッチャーで自分とカーショーが並んでいるところを見た時に。2017年、自分とか家族を守ってくれたのがカーショーだったので。いつか、プレーオフの重要な場面で投げ合うことが出来たらいいなと思っていたので、それがやっときたなと。うれしい気持ちになったりとか、自分がここまで、カーショーのいるところまで、近いところまでこれたというのは、すごく感じました」